1999.11.28 GIOS CUP @東京 昭和記念公園



■レースデビュー?!

 みのがMTBを買ったのが、10月の上旬。るみはそれより1週間遅い10月中旬にMTBを買いました。乗りはじめて2ヶ月にもならないと言うのに、11月28日、なんと無謀な事にレースに出てしまいました。

 きっかけは友人のストちゃんからの情報。「気楽に参加できそうなレースがあるけど、どうっすか?」 雑誌で確認してみると、子供の年齢別レースのおまけの様な感じで、90分間の周回数を競うエンデューロがある。「大人から子供まで誰でも参加できる遊び感覚のレース」と。ふむ。これなら、私達のような初心者でも参加できそう。でもどうやらロードレーサーのレースみたいだけど、MTBでも参加できるのかしら?と、主催者に電話で問い合わせたところ、MTBでもオーケー。助っ人として、ストちゃんも参加してくれると言うので、チーム名「チーム・カフェパラ」として参加申し込みをしてしまいました。

■西へ

[gio1s.jpg] 秋はもう深く、冬はもう目の前の、よく晴れたその朝、二人の愛車スペシャのHardRock2台を、二人の愛車グリーンのホンダのロゴに積み込んで葛飾区の我が家を出発。途中、世田谷区のストちゃん宅付近でストちゃんの荷物を積み込んで秋の甲州街道を西へ。本当はストちゃんとストちゃんの愛車ビアンキも車で運んであげたかったんだけど、ホンダのロゴはいわゆるコンパクトカー。3人+3台は無理でした。なので、ストちゃんは世田谷区の自宅から立川市の昭和記念公園まで、愛車ビアンキで自走。ゴメンネ。>ストちゃん

■到着

[gio2s.jpg] さて、現地に着いてみると、なんだか想像してたのと雰囲気が違う。子供の運動会のようなほのぼのとした雰囲気かと思っていたのに、レーパンとレーサージャージに身を包んでロードレーサーをたずさえた大人が大勢、黙々とウォーミングアップをしている・・・。ど、どこが遊び感覚なんだよー!みんな思いっきり本気入っとるやんけ! MTBにTシャツ、短パンなんつー参加者はほとんどいなくて、なんだか場違いな所に来てしまった感じ。とほほほほ。でも、まぁ、来てしまったものは仕方がない。頑張って走るぞー!

■レース

 コースは1周5km。できるだけ周回数をかせぐなら、速い順番で、スト、みの、るみと走るのがいいのだろうけれど、みのとるみはレース初体験。早くレースの雰囲気に慣れた方がいいでしょ?とストちゃんが言ってくれたので、当日誕生日のるみが最初に走って、そのあとみの、ストと1周ずつ交代する事に。スタート待ちはもうドキドキ。回りのレーサーの人たちはなんだか殺気立っている。自分の自転車にまたがってスタートの合図を聞く。さぁ、スタートだ!いざスタートして見ると「え?5kmってこんなに長かったっけ?」と言う感じ。普段は荒川の河原でもっと長い距離を走っている。それもちゃんと有酸素運動になるように、結構スピード出して一生懸命走ってるつもりなのに。やっぱり「河原でそれなりに頑張って走る5km」と「レースで少しでも速く!と必死に走る5km」は全然違う!1周走り終わってみのと交代した時には、もう心臓バクバクのヘロヘロ〜。喋る事も出来ない程消耗してしまっている。でも、みのとストちゃんが1周ずつ走り終わったらまた走らなければならない。水分と糖分をちびちびと補給しながら休んでちゃんと復活しなければ。でも、2周目を走った後の消耗が激しくて、みのとストちゃんの走行中に復活しきれなくて、1度だけストちゃんに2周続けて走ってもらっちゃった。そして、るみ、みの、スト、るみ、みの、スト、スト、るみ、みのと走ってタイムアップ。タイムアップのカウントダウンが終わる前にゴールラインを超えていればもう1周走れるので、ストちゃんが交代のスタンバイをした状態でカウントダウンのアナウンスを聞きながらみのの戻りを待っていたのだけれど、最終コーナーから出てくるみのの姿が見えた時はもう6秒前。ちょうどみのが戻って来たところでカウントゼロ。ああ、惜しかったなあ。あと10秒速ければもう1周カウントしてもらえたのになあ。

■リザルト

[gio3s.jpg] 結局我がチーム・カフェパラの公式周回数は8。順位は95組中64位でした。初心者のデビュー戦、MTBでロードとやり合ったにしては上出来かな?と一応満足。と言うか、ビリでなくてよかった(笑)。そしてなんと言ってもすぅ・・・・・・っごぉっく楽しかったぁっ!!苦しかったけど楽しかった。沿道でラッパとか鳴らしながら声援を送ってくれてるグループがあったのだけれども、ヘロヘロになっていてもその声援を聞くと急に脚に力が漲ってきちゃうから不思議。これはもう絶対病みつきになっちゃう。でも今回は色んな面でストちゃんにたよってしまって申し訳なかったなあとも思っています。もっと走り込んで体重落として速くならなくちゃ!

by るみ





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